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貴金属は財産分与の対象になる?

離婚の際にお互いの財産を分け合うことを「財産分与」と言います。
何が財産分与の対象なのか、そして対象外なのかわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は、貴金属は財産分与の対象になるのか解説します。
▼貴金属は財産分与の対象になるのか
■基本的に貴金属は財産分与の対象
財産分与に含まれるのは、金銭価値が高いものです。
つまり、高価な金属を指す貴金属も財産分与の対象です。
しかし全ての貴金属が財産分与の対象になるわけではなく、相当な価値があるものや共有財産で購入したものに限られます。
それ以外のケースでは、財産分与の対象外となる場合もあります。
■財産分与の対象外になるケース
同じ貴金属でも、財産分与の対象外になるケースもあります。
たとえば、夫が妻にまたは妻が夫にプレゼントしたものや、夫婦で共有していないものです。
これらは貴金属であっても、財産分与の対象外となる可能性が高いです。
しかしこれでは、高価な貴金属を買った方が有利になってしまいます。
財産分与の対象外でもどちらかが不公平になる場合は、財産分与の対象となることもあります。
財産分与を行う際は、必ず手元の貴金属が財産分与の対象になるのか確認しておきましょう。
▼まとめ
貴金属は、財産分与の対象になるケースとならないケースがあります。
相当な価値があるものや共有財産で購入したもの、財産分与の対象外でも不公平になる場合は財産分与の対象です。
一方財産分与の対象外となるのは、夫が妻にまたは妻が夫にプレゼントしたものや夫婦どちらかしか使っていないものです。
財産分与をお考えの方は、ご自身の手元にある貴金属がいずれにあたるか確認しておくとよいでしょう。

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